脆性柱を有する3本柱架構 加力実験-2011

 東北大建築実験所で3本柱架構の実験を行いました。
 学生では松川、松尾、三浦の3名が担当している実験で、新しい耐震性能評価法の開発を行うためのデータを得ることが目的です。昨年度建研で行った3本柱実験と同様の実験ですが、今回の試験体は中央の柱がより急激にせん断破壊するように設計しました。
 また、今回の実験のためにロードセル(写真2)を自作し、その校正試験(写真3)も行いました。
 実験の結果、設計通りに中央の柱が急激にせん断破壊し、骨組が崩壊していく挙動を捉えた貴重なデータを得ることができました。実験後は串揚げ「新世界」で打ち上げし、大変だった実験の疲れが吹き飛ぶくらい楽しみました。

写真1 試験体の作成を茨城にある工場で行いました
写真2 今回自作したロードセルです
写真3 ロードセル校正試験です
写真4 試験体の最終加力状況です。設計通り中央の柱に大きなせん断ひび割れが生じています
写真5 試験体の前で記念写真!
写真6 楽しく打ち上げ!お疲れさまでした〜